非戦の誓い「憲法九条」の尊さを世界に伝えたい!
~監督 斎藤勝 映画「九条への生還」(Return to Article 9)
ベトナム戦争に従軍した元海兵隊員の故アレン・ネルソンは除隊後、その戦争のPTSDに悩まされていました。ある日、級友から依頼された小学校で戦争体験を話し、ひとりの生徒から質問がありました。
「ミスター・ネルソン、あなたは、人を殺しましたか?」
しばらくの沈黙の後、ネルソンはつぶやく。
「・・・殺した・・・いっぱい殺した・・・」
子供たちから怖れられると思った彼の前に集まってくる子供たち。
「かわいそうな、ミスター・ネルソン」と子供たちは彼を抱きしめる。その瞬間に、彼は戦場での殺人悪夢から解放される。
彼は日本に来て「憲法九条」に出会う。そして、今こそこの世界に必要なのは非戦の誓いである「九条」なのだと知り、「九条」こそが世界の戦争や紛争をなくすことができる、発信続けてきた。
福岡県出身。俳優。俳優座養成所で演技の基礎を学ぶ。
現在「扉座」に参加しながら、下北沢の劇場で脚本・演出などを行なう。
広島被爆者二世。「日本人は戦争をしないと誓った。ただ不戦を誓うだけでは改憲派の言うように無力かも知れません。近隣の紛争を放置せず、和を以て貴しとなす日本の精神を世界中に広げていくための九条です。非戦は力でなく真理です」 演劇の傍ら、国会前抗議など積極的な行動参加を実践しています。
【守屋 真実さんからのメッセージ】
【守屋 真実さんからのメッセージ】
2018年2月19日、いつもの国会前行動に参加するため首相官邸前を歩いていたら、通りの向こう側から朗々たる声が聞こえてきました。なんだろうと思って行ってみると、一人の男性がアレン・ネルソンの「九条への生還」を演じていたのです。長身に深い声の迫力ある演技にとても感動しました。なんといっても、あの場所で一人芝居をする勇気がすごい!
演技が終わったあと、少しお話をうかがったら、右田隆さんという俳優で、気さくな方でした。お母さんが広島の被爆者で、私と同じ被爆二世だということにもシンパシーを感じました。
帰宅後ネットで見たら、広島の原爆ドーム前やニューヨークのバッテリー公園などでも「憲法九条への生還」の路上一人芝居を実践しているということでした。
その後、3月11日の東電本店前抗議行動でもお会いし、今週(3月第3週)はずっと官邸前で森友・加計疑惑告発プロジェクトの活動をしておられ、大変行動力のある方です。
私は、自宅の地域で演じていただく機会を作りたいと考えているのですが、損保9条の会でも、是非お仲間に紹介し広めてください。一見の価値ある芝居です。
(守屋 真実さんは、故・守屋 和郎さんの二女です。「損保のなかま」でコラム「ドイツで日本を考えた」を連載中です)
演技が終わったあと、少しお話をうかがったら、右田隆さんという俳優で、気さくな方でした。お母さんが広島の被爆者で、私と同じ被爆二世だということにもシンパシーを感じました。
帰宅後ネットで見たら、広島の原爆ドーム前やニューヨークのバッテリー公園などでも「憲法九条への生還」の路上一人芝居を実践しているということでした。
その後、3月11日の東電本店前抗議行動でもお会いし、今週(3月第3週)はずっと官邸前で森友・加計疑惑告発プロジェクトの活動をしておられ、大変行動力のある方です。
私は、自宅の地域で演じていただく機会を作りたいと考えているのですが、損保9条の会でも、是非お仲間に紹介し広めてください。一見の価値ある芝居です。
(守屋 真実さんは、故・守屋 和郎さんの二女です。「損保のなかま」でコラム「ドイツで日本を考えた」を連載中です)
「九条への生還」in NY ニューヨーク・バッテリー公園(2017年8月5日)
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