2020年2月15日土曜日


        損保9条の会あいおい ニュースレターNO4 

この通常国会、つぎの臨時国会での改憲発議 させない!
    ~安倍9条改憲NO!全国緊急署名 にご協力を

  1月20日、6月17日までの150日間を会期とする第201回通常国会
始まりした。
冒頭の施政方針演説で安倍首相は、桜を見る会やカジノ汚職、政治とカネの問
には一言も触れませんでした。

一方で、オリンピック、パラリンピック、五輪の言葉を19回も発した後に「今年こそ、国のかたちに関わる大改革を進めていく」「国のかたちを語るのは憲法。改憲案を示すのは国会議員の責任」として「憲法改正を、なんとしても私の手で成し遂げる」ためには、憲法擁護義務も三権分立の原則も無視という、なりふり構わずの姿勢を再びあらわにしました。

   憲法9条の会、戦争をさせない1000人委員会、憲法9条を壊すな!実行委員
会、戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センターなどから構
された「全国市民アクション」が20175月に提唱した「3000万署名」は
全国で展開されました。
この取り組みは、昨年7月の参院選では改憲勢力3分の2割れを達成し、憲法審査会でも自民党案の提示をさせない、さらには安倍首相に2年余りに亘って改憲発議をさせない、という大きな原動力となっています。
 損保9条の会では目標の5,000筆にあと一歩の4,888筆、損保9条の会あいおいでは、目標の700筆を超える807筆となりました。ありがとうございました。


 安倍首相の「私の手で改憲」とは、自民党総裁任期の20219月までに改憲するということです。そのためには、2020年の通常国会か臨時国会、2021年の通常国会での「改憲発議」、発議後30日から180日以内での国民投票の実施となり、これを絶対を許してなりません。また、2020年中に解散・総選挙を実施し、勝利した場合「国民の信を得た」として、強引な憲法審査会・国会運営の上、無理やり発議に持ち込もうとすることも想定されます。
「全国緊急署名」はこれらの改憲勢力の動きを、国会内の立憲野党各党と安倍
  憲に反対する全国の市民が力を合わせて、「改憲発議」「を止めるための、
  文字通りの緊急の「全国署名」です。

今回の新型肺炎に際して、改憲勢力の一部に「新型肺炎は緊急事態のひとつ、実験台
になる」として憲法改正論議」を誘導しようとする動きがあります。断じて許されな
い言動です。