2019年1月20日日曜日

  九条の会事務局主催 学習会  「新防衛計画大綱と憲法第9条」
 政権が変われば、当然、防衛計画は変えられる

1月17日夜、東京文京区で「九条の会」主催の「新防衛大綱と憲法第9条」の講演会がありました。開会挨拶は事務局長の小森陽一さん、「12日に92歳で亡くなられた、会の呼びかけ人である梅原猛さん」の紹介がありました。
 講演は最初に大内要三さん「元朝日新聞編集委員・日本ジャーナリスト会議会員」による「防衛計画の大綱 改定の現実とは」。講演要旨は次の通りですが、最後に、平成30年大綱で日本のさらなる軍事大国化への道が10年先まで決まってしまったと嘆くことはない。民主党政権下で中期防が先延ばしされ、自公政権でまた大綱が替えられたことを思い出そう。政権が変われば、当然、防衛計画は変えられる,と締めくくりました。
       こちらをクリックしてください→大内要三氏講演会要旨

高田 健さん(九条の会事務局・総がかり行動共同代表)は「安倍政権との闘い」と題する講演の中で「臨時国会で自民党改憲案を提示させなかったのは私たちの勝利です。安倍は28日からの通常国会で国会発議をしたい。発議を阻止できれば参院選では3分の2は取らせない、国民投票をやっても過半数は取らせない。我々は参院選で負けるわけにはいかない。28日前に野党党首が参院選に向けての会合を開くと聞いている。市民連合と野党で、1人区の候補一本化を図り、最低目標として3分の1以上(改選41以上)の議席の獲得を目指して闘う。闘いなくして改憲発議は阻止できないし、闘えば阻止できる」と。
(新聞「損保のなかま」 岡本 敏則)